2011/06/01
万木寛子先生の書道教室を開設致しました!
皆様、如何お過ごしでしょうか。
さて、表題にも有りますように今回有難い御縁を戴き
長全寺境内に書道教室を開設させて戴く運びとなりましたので
ご報告、ご案内致します。
ご指導戴きます先生は、万木寛子(ゆるぎひろこ)先生です。
先生は、日本春秋書院 大日方鴻允に師事され
昨年4月には 現代日本書家協会全国公募展に於いて
内閣総理大臣賞受賞もされておられます。
先生は、書の腕だけでなく、非常に優れた人格者でもあります。
この素晴らしい機会に、是非皆様にも「書道」に触れて戴きたく
ご案内致します。
お子様〜大人の皆様が、笑顔と共に受講可能です!
興味を持たれた方は、長全寺までご一報ください。
お待ちしております!
○日時 水曜日(月3回) 午後2時〜4時まで
○場所 長全寺檀信徒休憩所
○月謝 5000円
○月会場費 500円
○必要物 筆、硯、下敷き、文鎮、墨など
以下先生のお言葉を記載致します。
中国の書は、荘厳、雄大、気品といったものが根幹をなしている一方、日本の書は、
情趣、簡素、清楚、優雅、風流、わび、さび等といった独特のものです。
書という空間芸術は文字を媒体として、心の動きを美的に造形し、その線の一点一画
の中に秘められた夢やロマンをその表情の中で見る人の心を捉えるのです。
つまり、日本の書は「日本のこころ」であり「民族の郷愁」なのです。
誰もが一度は筆を手にした経験が有り、三千万人とも言われる昨今の書道人口の
推移は、正しく純粋に日本の心を取り戻そうとする人々の心の叫びではないだろうか
と、ふと考えます。
多くの方々が、無心に、無我に自らの魂の自画像を書き綴られますように…
↓写真は、先生より寄贈された掛け軸「親子」です。子供の楽しそうな様子が
文字から伝わって参りますね。