いよいよ本年も4月を迎えました。

しかし、続いている余震や原発状況等
不安な日々を過ごしている方々も多いのではないでしょうか。
事態の早期収束を祈るばかりです。

さて、その震災の影響でお檀家様各家の墓石も被害を受けております。

現在、長全寺でも境内墓地から被害状況の確認等を行っておりますが、
一見被害が無いように見える墓石でも、
目地が切れていて、「ただ乗っているだけ」の
大変危険な墓石が多く見られます。

墓石は重量が有りますので少し触れただけでは動きませんが、
一度動き始めると、今度はその重量で止められなくなります。

墓石業者様によると、最近そのような理由で
二次災害に遭われる方が増えているそうです。

その様な二次災害を防ぐ為にも
お檀家さま各自でご自身の家の墓石状況をご確認ください。
棹石だけで無く、墓誌、外柵等も確認してください。

もし、目地切れなど異常を発見したら、ご自身で修理などはせずに、
早期にお付き合いのある墓石業者様にご相談くださいます様、お願い致します。


写真は、長全寺境内墓地内で倒壊した墓石の様子です。