本日、長全寺のお盆を締めくくる「大施食法要」が厳修されました。

今年のお盆期間は台風の影響もあり天候が不安定日々が続きましたが、本日は落ち着いた天候の下、ご来山戴いた多くの檀信徒皆様の尊いお手合わせをいただき、無事大施食会を終えることができました。

住職挨拶の中で、先日ご遷化された無着成恭老師のお話に触れさせていただきました。
老師は、1948年に赴任した同県山元村(現・上山市)の中学校で、子どもたちが生活のありのままを作文に書く教育「生活綴方」を実践され、64年からは「全国こども電話相談室」の回答者を約30年続けられました。

老師最後の著書で「小欲知足」の大切さ、自然と共存していく事の大切さを説かれていました。
正に、現代に生きる我々が今一度心に留めていかねばならない、大切な御教えです。
お盆の時期に関わらず、仏教徒として常日頃より心に留め、共に精進して参りましょう。


随喜御寺院様、責任役員・総代・世話人様、新盆家各代表者皆様、檀信徒の皆様、その他ご協力を戴きました関係者各位に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。